この記事のポイント
  • 大人のADHDに特有の18症状チェックリスト
  • 子どもと大人でどう症状が違うのか
  • チェック後の次のステップ(受診・診断)
  • 職場・日常生活での困り感との関連

大人のADHD症状チェックリスト(18項目)

以下の項目を過去6ヶ月間について確認してください。「しばしばある」「非常にしばしばある」に当てはまる項目が多いほど、ADHDの可能性があります(確定診断は医師による評価が必要です)。

不注意症状(9項目)
  • 細かいミスが多い、仕事や勉強に集中できない
  • 課題や活動を続けることが難しい
  • 話しかけられても聞いていないように見える
  • 指示に従えない、仕事・家事を最後まで終えられない
  • 物事の段取りを立てるのが苦手
  • 継続的な精神的努力が必要な課題を避けたがる
  • 必要な物をよく失くす(鍵・スマホ・書類など)
  • 外部の刺激で簡単に気が散る
  • 日常的なことを忘れる
多動・衝動症状(9項目)
  • 手足をそわそわ動かす、座ったままでいられない
  • 職場や状況に合わない場面で席を立つ
  • 落ち着きなく動き回る(大人では主観的な落ち着かない感覚)
  • 静かに余暇を楽しむことが難しい
  • エンジンで動かされているように動き続ける
  • しゃべりすぎる
  • 質問が終わらないうちに答えてしまう
  • 順番を待つことが苦手
  • 他人の行動を妨げる・割り込む

大人のADHDが子どもと違う点

大人のADHDは、多動症状が目立たなくなり、不注意・衝動性が中心となるケースが多いです。また社会的な適応努力によって症状が隠れやすく、「怠け者」「だらしない」と誤解されたまま診断が遅れるケースが少なくありません。

症状子どものADHD大人のADHD
多動性教室で走り回るなど目立つ内的な落ち着かない感覚として残る
衝動性かんしゃく・暴力行為衝動買い・感情爆発・先走り発言
不注意授業中のぼーっとする仕事のミス・締め切り管理の失敗

チェック後にすること

チェックリストはあくまでスクリーニングです。確定診断には精神科・心療内科での問診・心理検査(CAARS・WAIS-IVなど)が必要です。

受診先の選び方:「ADHDの診断経験が豊富」と明示している精神科・心療内科を選ぶことをお勧めします。初診は予約待ちが長い場合があるため、早めに動くことが大切です。

ADHD診断の受け方・手順の詳細はこちら

よくある質問

チェックリストで多くの項目に当てはまりましたが、必ずADHDですか?
大人になってからADHDと診断されることはありますか?
ADHDは薬で治りますか?