この記事のポイント
- 双極性障害の治験に参加できる条件
- 双極Ⅰ型・Ⅱ型別の試験の違い
- 参加のメリットと注意点
- 申し込みの流れ
双極性障害の治験とは
双極性障害(双極Ⅰ型・Ⅱ型)の治験では、気分安定薬・非定型抗精神病薬の新しい組み合わせや、全く新しい作用機序の薬剤が試験されています。既存薬(リチウム・バルプロ酸・クエチアピンなど)では効果が不十分な患者、または副作用で継続できない患者が主な対象です。
参加条件の目安
- DSM-5による双極性障害(Ⅰ型またはⅡ型)の確定診断
- 現在の躁・うつエピソードの状態が試験要件と合致すること
- 既存薬(1〜2剤)で効果不十分または副作用
- 重篤な身体疾患・物質依存がないこと
- 自殺リスクが高くないこと(試験によって基準が異なる)
双極Ⅰ型・Ⅱ型で対象試験が異なる
双極Ⅰ型は躁エピソードが明確なため、抗躁薬の試験が中心。双極Ⅱ型は軽躁・うつが主体のため、うつ相改善に特化した試験が多いです。受診している精神科医に自分の型を確認した上で治験を検索することをお勧めします。
申し込みの流れ
JRCTで「双極性障害」「双極症」と検索し、実施施設に問い合わせ。スクリーニング面談(問診・気分評価尺度・血液検査)を経て、参加可否が決まります。
よくある質問
気分が安定しているときでないと参加できませんか?
双極性障害の治験でプラセボだけになる可能性はありますか?
リチウムを服用中ですが治験に参加できますか?