この記事のポイント
  • 卵巣がんの治験に参加できる条件(PS・前治療歴など)
  • 国内で進行中の主な治験フェーズ
  • 治験参加のメリットと注意点
  • 主治医への相談方法と応募の流れ

卵巣がん治験の現状

卵巣がんを対象とした臨床試験は国内外で数多く進行しています。特に標準治療が終了した患者(後期ライン)や、特定の遺伝子変異を持つ患者を対象とした試験が増えており、新たな治療機会を提供しています。

ClinicalTrials.govへの登録数は年々増加しており、2025〜2026年にかけて卵巣がん領域では複数の第2相・第3相試験が開始されています。

参加できる可能性がある治験の種類

フェーズ対象目的
第1相少数の患者安全性・用量確認
第2相数十〜百数十名有効性・副作用の確認
第3相数百〜数千名承認申請のための比較試験

参加条件の目安

  • 上皮性卵巣がん(漿液性・類内膜・明細胞など)
  • BRCA1/2変異の有無(試験ごとに陽性例のみの場合あり)
  • プラチナ感受性またはプラチナ抵抗性(別試験)
  • 前治療ライン数(1〜3ライン)
  • PS 0〜1、骨髄機能良好

参加のメリットと注意点

メリット:承認前の最新治療を受けられる、治療費が無料になる場合がある、定期的な検査・モニタリングが受けられる。

注意点:参加条件を満たさない場合は参加できない(スクリーニング落ち)、試験期間中は通院頻度が増える場合がある、副作用が未知の部分がある。

治験への応募方法

①主治医に治験参加の意思を伝えてセカンドオピニオンを含めた相談をする。②国立がん研究センターの「がん情報サービス」やClinicalTrials.govで卵巣がんの治験を検索する。③参加施設の治験コーディネーター(CRC)に連絡し、スクリーニング検査を受ける。

治験参加の全手順ガイドはこちら

よくある質問

治験費用は自己負担ですか?
主治医が治験を紹介してくれない場合はどうすれば?
途中で治験をやめることはできますか?