この記事のポイント
  • 日本で承認されているADHD治療薬の種類(4種類)
  • 各薬剤の特徴・効果・副作用の比較
  • 薬が合わない場合の対処法
  • 非薬物療法(認知行動療法)との組み合わせ

日本で使えるADHD薬一覧(2025年現在)

薬剤名(製品名)種類効果発現依存性
メチルフェニデート徐放(コンサータ)中枢刺激薬1〜2時間あり(規制薬)
アトモキセチン(ストラテラ)非刺激薬(SNRI系)4〜8週間なし
グアンファシン(インチュニブ)α2A作動薬2〜4週間なし
リスデキサンフェタミン(ビバンセ)中枢刺激薬1〜2時間あり(規制薬)

各薬剤の詳細解説

コンサータ(メチルフェニデート):最も即効性があり、集中力・多動の改善効果が高い。食欲低下・不眠・心拍数増加に注意。1日1回服用(朝)。登録医・薬局制度あり。

ストラテラ(アトモキセチン):依存性がなく、不安・うつを合併する場合に使いやすい。効果発現に時間がかかるため、継続が必要。吐き気・眠気が初期に出やすい。

インチュニブ(グアンファシン):衝動性・感情調節に効果的。血圧低下・眠気の副作用あり。コンサータと併用されることも多い。

ビバンセ(リスデキサンフェタミン):作用時間が長く(12〜14時間)、1日を通じた効果が期待できる。成人向け適応あり。

薬が合わない場合の対処法

  • 副作用が強い場合は用量調整・薬剤変更を担当医に相談
  • 薬物療法が不十分な場合は認知行動療法(CBT)を組み合わせる
  • 治験(ADHD新薬の臨床試験)に参加して新規薬剤を試す選択肢もある

ADHD治験の参加条件はこちら

よくある質問

ADHD薬は一生飲み続けないといけませんか?
ADHD薬を飲むと性格が変わりますか?
市販薬でADHDの症状を改善できますか?