この記事のポイント
- 2025年注目のうつ病新薬(エスケタミン・サイロシビン・オレキシン系)
- 従来の抗うつ薬との違い
- 治験で新薬を試す方法
- 国内での承認見通し
なぜ今、うつ病新薬が注目されるのか
従来の抗うつ薬(SSRI・SNRI)は約60〜70%の患者に有効ですが、残り30〜40%は効果不十分です。また、効果発現に4〜8週間かかるという欠点があります。2025年は「速効性」「新規機序」「副作用の少なさ」を追求した新薬が複数登場しています。
2025年注目のうつ病新薬
| 薬剤 | 機序 | 状況 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| エスケタミン(スプラバト) | NMDA受容体拮抗 | 日本承認済み | 数時間で効果。TRD・急性自殺念慮に適応 |
| サイロシビン(psilocybin) | 5-HT2A受容体作動 | 第2〜3相(海外) | 2〜3回投与で数ヶ月の効果持続 |
| ズラノロン(zuranolone) | GABAA受容体調節 | 米国承認・日本申請中 | 2週間の経口服用で速効性 |
| オレキシン受容体関連薬 | 覚醒・気分調節 | 第2相 | 睡眠障害合併例に期待 |
新薬を試す:治験への参加
上記の新薬の多くは治験段階にあります。2種類以上の抗うつ薬が効かなかった場合(TRD)、治験の参加基準を満たす可能性があります。
よくある質問
エスケタミンは一般の精神科で受けられますか?
サイロシビンはいつ日本で承認されますか?
新薬を試したが効果がなかった場合の次の手は?